サッカーバカに恋をした
勝負!

楓side

初めての部活が終わって吹雪が心配してたことがわかった
わたしをよく思わない人が出てくることだ

そんなこと心配してたのか
別にわたし全然平気なんだけど

まぁ後ろでサッカー部の奴になんか言われてるみたいだけど

男1「ほんとむかつくわー、女のくせにサッカー部に入ってきやがって」

男2「それなー、夏目先輩に気に入られてっからって調子こきやがって」

こそこそ喋ってねーで面と向かって言えねーのかな?w
大したことないわねー
めんどくさいから聞き流……

男3「てか女がサッカーやってることじたいおかしいからw」

さねー

バンッ!

『おい、今なんて言った?』

男3「な、なんだよ女がサッカーやんのはおかしいって言ったんだよ」

『はあ?てめーらサッカーのサの字も知らねーくらい下手くそのくせに何様のつもりなわけ?
詳しく言うとわたしより下手くそですよね?わたしにサッカーやめろって言うならわたしに勝ってからいってくれます?
あぁーごめんごめんそんなことできるわけないかーだってサッカーのサの字も知らないんだもんねー』

男1「なッ!てめー女のくせにごちゃごちゃうるせーんだよ」

男2「そーだそーだてめーがさっさと退部すりゃーすむ話なんだよ!」

男3「お前なんかいなくたって勝てるんだよ!」

ブチッ

そのときかろうじて保っていた理性も何もかも一瞬にしてぶっ飛んだ

クラスのみんなが見てるがもうそんなの関係ないこいつらを気がすむまでズタズタにしてやんないと気がすまない

『へーじゃあわたしと勝負しよ?
勝てるんでしょ?ちょっとハンデあげるからさ?もちろんサッカーでだよ
ルールはフルコートでてめーら3人対わたしボールはそっちからでいいよ、キーパーもつけてあげるわたしは要らないけど先に3点もしくわ10分間でリードしてた方の勝ち負けはもちろん退部!異論はねーよな?』

男1「おい、勝手に決めてんじゃ『勝てるんでしょっっっ!』

男1「わっわかったよ!やりゃーいんだろ!そのかわり負けたら絶対退部しろよ」

『わかってるわよ、それじゃ明日の放課後グランドで勝負な
そーだ!わたしらだけでもつまんないからさ確かこの学校新聞部とかあったよね誰か入ってる人いないの?』

女1「わたし入ってるけど」

『じゃあ今のこと記事にして全校生徒に知らせてよ
入部そうそう大スクープ取れていいんじゃない?』

女1「わっわかったやってみる…」

『そんじゃよろしくー』

男1「おい、勝手になにやってんだよ
それに明日って…」

『授業参観だけど?ちょうどいいじゃない!あんな自信満々に勝てるとか言ったんだから相当余裕なんでしょ?
はははっ!明日が楽しみだな』

そういってわたしは教室を出ていった




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