タイトル


保健室に連れて行こうとする
チャラ男を止める。





「…でも、
お前それ血だぞ?」





チャラ男もかなり
テンパっている。



俺は
何も言わず、歩いた。



校舎を出ようと。




チャラ男は俺を支えるように
歩いてくれた。







…息も苦しい。






そう言えば
最近、
呼吸が苦しかった。



…気がする。








「…宗太。」


チャラ男の顔が
不安たらけだった。


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