タイトル
「…別に
お前が謝ることじゃねぇよ。
じゃあな」
そう言って
夜道に消えて行った。
その翌日から
凛との会話は少なくなった。
元々
俺は話すタイプてはないし、
今は喋れないし…。
いつものように
隣にはいるけどただずっといるだけ。
普段通りを装っているが
薄々クラスメートは気づいている。
チャラ男の笑顔が引きつっていること
どこか無理をしているところ。
わかってて
あえて何も言わないみんな。
聞くに
聞けないのだろう。
こんな
凛を見たことある奴はいないのだから…。