Love Storys.



達也の言葉に頭がついていかない。

「え、ちょっとまってよ、まって。

じゃあ、1年前のあれはあたしの勘違いだったってこと?」


「まあ、そーゆーことだな。
香奈美が見たってゆー女はジュエリーデザイナーの人」

なんだか、あたしは恥ずかしくなって
赤くなったであろう顔を背けた。

「香奈美、顔見せて。
返事、聞かせて」



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