屋上共犯者。
七日目



「あれ」


ぼんやりした頭で起き上がると、

もう夜の七時だった。



「ちょっと寝過ぎちゃったな……」


髪の毛を手でときながら、

ゆっくり身体を起こす。



制服のまま寝ていたらしい。


気がつくとスカートがしわくちゃだった。




まぁ学校には行かないし

どうせこの服着ていくのなんて
屋上だけだから、

いいっちゃいいんだけど。

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