屋上共犯者。

欲しかった言葉



何で?


何でタクトがここにいるの?


私の願望?




私はぼやけた視界で彼をじっと見つめる。


その姿ははっきりとしていて。


ただの、幻。


……じゃ、なさそうだ。


男もどうしようか迷っているように、
じっと動かずタクトを睨みつけている。
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