無口なカレとの甘い恋

「あいつって昔から格闘技習ってるし、そこらの奴に本気出しちゃうとマジで大怪我させちゃうから手加減するんだけど、昨日はちょっとやりすぎてたなぁ」


「そうなの……?」


「でも、姫子ちゃんと付き合いだしたのは海星にとって喜ばしい事だし、荒れる原因にはなんないよなぁ~」


悩むレオ君。


その時、ハッとこの間の海星君と伊織君のやり取りを思いだした。


「あっ……もしかして、あたしのせいかも……」


「えっ?なんで?」


あたしは2日前の出来事をレオ君に話した。
< 227 / 462 >

この作品をシェア

pagetop