星が瞬く夜に。

受け止めてあげるからね。








☆輝流side☆




俺は机に隠していたスマホの電源を静かに切った。

今は授業中だからな。

俺、良い子だろ?




「「「「榊くん!」」」



休み時間になった途端、現れた人たち。

転入して2日だし、名前はまだ知らない。



「どうしたの?」

「一緒にお弁当、食べませんか?」

「・・・別に良いけど」



名前を知らない女子たちは、キャアキャア騒いでいる。

名前知らない女子たちと弁当か・・・。

いきなりすぎないか?




しかもこいつら、俺のこと・・・・。




「榊くんは、どこから転入してきたのー?」



俺は素直に言った。



「えっ・・・頭良くない!?」

「どうしてこんな学校に?」



あ、気になっちゃう?








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