この恋のとろける温もりを感じたい


『会いたい...です...』
『僕もだよ...蘭花...愛してる』


破裂するんじゃないかって思うくらい心臓が飛び跳ねた。



ほんの少しの勇気で幸せになれる、そんな気がした。



それからお互い今日の出来事を30分くらい話をして笑ったり頭を捻ったり...


『蘭花おやすみ。早く寝るんだよ、僕も今日は気持ちよく寝れそうだ』


『はい、おやすみなさい』



ドキドキした気持ちのままケータイを閉じた。



――顔が熱い



桃也さんの目の前で話をしていないのにカラダ中が熱くて堪らない。


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