【完】神様のうそ、食べた。
「ごめんね。……ごめんね。私、頑張る。頑張るから侑哉も幸せになろう?」
「俺、抱こうと思えば姉ちゃんだって抱けるよ。でも幸せにできるか怖い。怖かったんだ」
侑哉の大きな肩を抱き締めた。
パサリと落ちたタオルの下、侑哉はただただ静かに涙を流していた。
後悔しないように、ただただずっと泣いている。
ごめんね。
ごめん。
私が弱かったばかりに。
侑哉が居てくれるからと甘えたばかりに。
身体を、赦してしまったばかりに。