危険なアイツと結婚生活
「ゆーいちゃんッ!!」
とうとうあたしの異変に気付いたのか、蒼が部屋の扉を開けた。
その瞬間、ビクッとするあたし。
蒼に見られるのが恥ずかしかった。
こんなあたしの惨めな姿を。
少しの間。
あたしの背中に、痛いほど蒼の視線を感じた。
蒼、なんて言うだろう。
何百万もするギターを勝手に触って、嫌な気になったりしているのかな。
だけど……
「あれ?どうしたの?」
物珍しげにあたしの隣に腰を下ろし、散らばっている譜面やCDを見た。