危険なアイツと結婚生活
「碧さん、準備はいいですか?」
スタッフの声にいちいち飛び上がりそうになる。
それでも平静を装い。
「はい」
落ち着いた声で答える。
準備はいいなんてもんじゃない!
こうなったら当たって砕けろだ!
今の俺は馬鹿な戸崎ではない。
Fの碧だ。
例え羞恥プレイでも何でも、仕事だからやらなきゃいけない。
部屋を出る前に鏡を見た。
鏡の向こうの俺は、鋭い目つきで俺を睨んだ。
大丈夫。
これならいける!