キミとひとつになれたら
「も、もう…行こっ!」
「四ノ宮くんって……こんな人だったんだ……」
2人は逃げるように資料室を出て行った。
彼がこちらを振り返り、目が合った時、思わずビクッとした。
でも彼はニコッと笑った。
「大丈夫。あいつらには、制裁しとくから。上条のように」
サーッと、全身の血の気がなくなっていくような感覚に襲われた。
まさか……四ノ宮くん……。
「さっ、屋上行こう」
「う、うん……」
優しい彼に限って、そんな事ない、と。
私はあくまで彼を信じたかった。