キミとひとつになれたら
「四ノ宮くんのおかげで私は……」
仮にも、彼は人を殺してる。
殺人犯。
それでも……私の、大きな支え。
こんな私を、愛してくれてる人だから。
「馬鹿だね。大切な子に尽くすのは当然。むしろ感謝してるのは僕の方。キミのおかげで、毎日がすごく楽しい……」
意外な言葉だった。
「本当は学校とか、嫌いなんだ。おかしくもないのに愛想笑いして、都合の悪い時ばっか頼られて」
淡々と、冷たい口調。
感情がこもってない。
「人間関係もそう。あんなの上辺だけ。ただなんとなーく、一緒にいただけ」