キミとひとつになれたら




「っ…ヤダ……。いやぁっ……!!お願いっ…止めてっ…」



きっと、私を殺す気なんだ。
裏切った…私を……。




結局私は、四ノ宮くんを裏切ったも同然だから。






彼はきっと、楽には殺してくれない。



殺すなら、
残忍な方法を選ぶだろう。




恐怖と苦痛の拷問を与え、散々地獄を味あわせながら殺していく。





「お願い……止めて……。止めてっ…っ……」



自然と涙が出てきた。





まさか、
彼に命乞いをする日がくるなんて。




ただ単に、嫌なんだ。
拷問されて、苦しみながら死ぬのは嫌だ。




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