チャイルド暴走族なめんなよ
滝鬼
(side 隼人)

「おいっ、沙菜と怜奈の居場所分かっ
たぞ!滝鬼の倉庫だ!」

拓也が…初めてこんなに取り乱してる

ぞ……。

滝鬼か…やべぇな。

「すぐいくぞ。」

「「おお。」」

俺が声をかけると皆は自転車のもとに

走り出した。

「スピードは出来るだけだす。

いくぞ。」

「「おうっ!!」」

俺達は今すっげぇスピードで、

チャリこいでる。

"こら、そこの自転車軍団スピード

出しすぎ。とまりなさい。"

げっ、マジかよ。警察じゃん。

自転車でもそんなんあるのかよ。

「おい、まくぞ。」

二人はこくっとうなずき五分後まけた

みたいだ。

「よかった、まけたぞ。

それよりはやく滝鬼の倉庫に

いくぞ。」

そこから20分俺達は滝鬼の倉庫に

ついた。

俺は滝鬼の倉庫の入り口を蹴り飛ばし

た。

バアッン

「沙菜と怜奈を返せ。」

「ははっ、よく分かったな。

俺は滝鬼の総長の池田だ。

俺達が勝つから帰った方が

いいんじゃねぇーか?」

「俺はチャイルドの総長。

名前はお前に名乗る価値はねぇ。

やるぞ。」

ここからはもう戦争だ。

ドカッ

バキッ

ドゴッ

バァンッ

フッ…あんなこと言ってたくせに

よえーな。

滝鬼の倉庫は地面がコンクリートだか

ら、俺的にはやりやすかった。

十分で俺達は勝った。

沙菜達はあの部屋かな。

1つだけ黒い鉄のドアがあった。

俺は直感的にあそこだと思った。
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