晴れ、時々、運命のいたずら



「愛姫さんはこれからどんな活動をしていくのですか…?」



「やっぱり1曲でも多く歌を歌って行きたい。アイドルだけど歌が好きだから…。」



本当の思いが伝わる。



「私は、これからも活動していくけど、やっぱり今まで応援してくれた穂乃花ちゃんには一度お礼が言いたくてね。Ship解散が良い機会だと思って今日ここまで来たの。」



「わざわざ、私の為に、ですか?」



「そうだよ。」



「そんな…。」



「もう、泣かなくてもいいって。」



愛姫が穂乃花の背中をさすりながら慰める。



「私…、Ship解散って聞いて…、愛姫さんの歌声が聞けなくなると思うと、凄くショックで…。」



「大丈夫。私はまだ走り続けるから。」



「…本当ですか?」



「本当よ。」



「良かった…。」



涙を拭きながら、穂乃花も笑顔を見せる。


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