晴れ、時々、運命のいたずら



広大な品川駅から第一京浜を挟んだホテルの2階にあるラウンジ。


開放感あふれる店内には明るい雰囲気が漂う。


愛姫は店内に入ると、一番奥の席にサングラスを掛けて俯いて座っている人物の前に腰掛けた。



「いらっしゃいませ。」



店員からも上品さを感じる。



「アイスコーヒーを下さい。」



「最近、よくテレビ出てるわね。」



愛姫を待っていた人物が大きめのサングラスを外して髪をなびかせた。



「見てくれているんだ。」



「当たり前でしょ。」



素っ気なく言ってくる。


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