信じたい ただ それだけ

真実


お互い仕事が忙しかった
私はチーフになり
お店を任されるようになっていた
朝から深夜まで働いた

毎日彼へのメールは欠かさなかった
会えない日も彼が私の心の支えだった

彼も仕事や仕事の付き合いで忙しく
メールも中々返せないと、連絡はあった
毎日仕事帰りには飲み屋にいく
上司のうちに泊まるを、繰り返していると。

勝手に、信じていた。

いつもの様に彼からメール

そしてそこには、

『別れよう、お互いの為に。
もう、頑張ってもらいたくもない。
返事もいらない。』

頭が真っ白になっていた

別れたくないと、返信したが、返事はなかった。
それから私は2日間放心状態だった。
しかし、仕事は休めない。
泣きはらした目で職場に向かった

上司が心配そうに気づかってくれた
職場には迷惑はかけられない

仕方ないんだ。

……前に進もう…

私は彼にメールした。

『わかった。今まで、ありがとう。バイバイ』

メールを作成して打つまでに、時間がかかった打つ手は震えた
もう、この1通でサヨナラになるんだ。

別れたくないよ…。

本当は泣き叫びたい気持ちを抑えた

私は彼の幸せを願った。。。



結局、一方的に私は振られてしまった…。


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