キミと 夜空と 星空と。

-3-




 真夜中。



俺は、天音さんの家のチャイムを鳴らした。

しばらくして、眠そうな顔をした天音さんが、出てくる。


「ん・・・睦月君・・・??」

「天音さん、星、見に行こう」


彼女の目が、丸くなる。


「え、今から?!」

「うん、今から」

「え・・・でも・・・バス・・・」

「大丈夫♪親父のバイク、借りてきたから」



そう言って、親父の新品のバイクを見せる。


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