ただそれだけ
悲劇そして過去
ただいま新入生代表の挨拶中。

うわぁぁぁー!私が出たかったぁー!

私の入試成績は第2位。首席はどんなやつかと思ったら…多分モテるんだろう、爽やか好青年だった。

あれに…負けたのか…?

私の中学時代の時間を返せ…

と、そんなことを思っていると…

「佐奈…?」


間違いない。この声は

「翔?」
「なんでお前がここに…?」

翔は切れ長で鋭い眼をさらにつりあげて睨んでくる。
「だって…あっ!」
「そうだ。ここが親父のやってる学校だ。」


えーーー!


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