流星×零姫―黒龍の寵愛姫―







「なっ、んで、嘘を・・・?」




私は、恐る恐る陽也さんに聞いてみた。



陽也さんは、その言葉を聞くとふんわりと笑った。




「おまえの家を守るため。」



「えっ?」



「お前の父親が死んで、

破産の危機だったから。」




もしかして父が死んで、父と母の会社がが潰れそうになったてこと?


今は、叔父が代わりに社長してるって聞いたけど・・・。




「婚約を結ぶことで、一千万を融資した。」



「で、でも、母はそんなこと・・・。」




私たちの婚約で、一千万の融資?意味がわからない・・・。






< 231 / 298 >

この作品をシェア

pagetop