流星×零姫―黒龍の寵愛姫―







学校の外に行くと、当麻のバイクが置かれていた。



いつ見ても、綺麗だ。




「ほら、後ろに乗れ。」




私は、当麻のバイクの後ろにまたがった。



当麻が私が乗ったのを確認すると、バイクを進めた。



前までは、バイクが怖かったけれど黒龍に入った一週間で少しずつ慣れてきた。



と言っても、当麻は私のことを配慮してスピードあまり出さないでくれている。




「この、風気持ちがいい。」


「そうだな。」



バイクに乗ってる時の、この風は不思議と気持ちがいいと感じられる。





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