先生が好き

先生からクリスマス

の話しがないまま

とうとう冬休みに

入ってしまった。

クリスマスは4日後

もぉダメだって…

そぉ思い始めた

その日

先生から電話がかかってきた。

あたしは、急いで電話に

出た。

「もしもし!」

〈あっ…亜果梨、俺だ。〉
「うん。」

〈あのさ、クリスマスなんだけど…。〉

やっとだ!

キタァー♪

〈一緒に過ごそう。〉

「ホントに…?」

〈あぁ!!俺の家に泊まりに来いよ。〉

嬉しくて涙がでて来た。

「うっ…ん…」

〈泣いてんのか?〉

「だって…ずっと何も言ってこなかったから…もぉダメだって思ってたの…」

〈ごめんな…随分待たせたな。〉

「大丈夫…。」

〈24日迎えに行く。〉

「うん。待ってる。」

あたしは嬉しくて涙がとまらなかった。

ダメって思っていたから

ああやって言ってもらえて、凄く嬉しかった。
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