先生が好き


ちぃと夕日を見ながら話していたら…

切なくなった。


「ちぃ…なんで…あたしの恋はいつも上手く行かないのかな…」

質問したあとあたしの目から…

涙が溢れた。

ちぃの目からも。

ちぃはあたしの手を握って話始めた。


「亜果梨…亜果梨は亜果梨の恋をすればいいんだよ。みんなみたいに上手く行かなくても…いいんだよ。みんながみんな上手く行くわけじゃない…
亜果梨みたいに…無器用な女の子だっている。
だから亜果梨は自分らしい恋愛をすればいいんだよ。」

「うん…ぅぅ…」

ちぃの言葉を聞いたら不安やいろんな線が切れて…涙が止まらなかった。

ちぃも一緒に泣いてくれた。

あたしはいい親友をもってるって思った。
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