先生が好き

午前中の授業は終わり、
あたしはちぃとランチルームの売店で昼食を買っていた。


「ねぇ、あそこのグループさ先生とランチしてるし…あたしらも早川と食べようよ!」

「えっ!?でも…」

ちいはあたしの持ってるサンドイッチとオレンジジュースと自分の物をレジに出してさっさと払いあたしの手を引いて早川先生のところに行った。


「先生!お昼一緒しません??」

「おぉ♪」

「えぇ!?いいのに…」

すると先生はあたしの耳元で囁いた。

「俺の事嫌いになった?それとも…恥ずかしい?」

「もぉ!!」

「あのぉ~お二人さん?
あたしの事忘れてない?」
「あっ…」

あたしたちはあまり人の目を気にせず会話をしていた…。

このせいで悲しみのどん底に落ちるなんて知らずに…。
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