※俺様甘々ご主人様にご注意下さい。




"ガラガラッ"


「南いるか?」



突然授業中にも関わらずなぜか私の名前が呼ばれる。



「え……ハイ。」



周りの同級生もザワザワと騒ぎ出す。



「悪いがちょっと来てくれ。」



なんか恥ずかしい……。


私は仕方なく立ち上がり、教室の外に出た。




「なんですか?」


「実は……妹さんの保育園から電話が入っていてね……」



保育園……?






まさか……




「妹に何かあったんですか!?」


「熱があるとかで……

電話はまだ繋がってるから、来なさい。」




私は駆け足で先生の後に続いた。





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