※俺様甘々ご主人様にご注意下さい。
やっぱり優しい。




栞奈side




眩しさで目を覚ました。



あれ……朝……。

ここって……

あ、そうだ。

お母さんとお父さんは……




毎朝、私の頭はお母さんとお父さんが死んだ日から順を追って思い出していく。




毎朝。


毎朝。




ああ、そっか。

ってなる。




あれ……でも今日は昨日とちょっと違う……。




何が違うんだっけ……。




「っっっっ!!!

さくら!!!!」


いつも隣で寝ているさくらがいない。


布団をどかしてもいない。



「さくらっっっ!!」



嘘……

嘘……!



さくらまでいなくなったら……


私……




そのとき、

ふとベッドの外を見て気づいた。




あれ?

なんか広い気が……





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