桜舞う季節に ー君が教えてくれたことー


次の日、

あの女の子はいなかった。


でも、なんとなく

涼に話しかけづらくて、

昨日と同じ場所に座った。



あの女の子が、彼女だとしたら。

私の恋はもう、叶わないんだよね。


永遠の、片思い。



あの女の子と付き合ってるのか

聞きたかったけど、

やめておいた。



だって、“付き合ってる”って

本人の口から聞いたら、

きっとまた、涙が出てきちゃうから。


 
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