甘い一時を私にください
「優月の名前を聞いたとき、この子だ!って思ったんだ…」

な、名前を聞いたとき?



私は大袈裟に首を傾げた。
「俺らさ、小さいときに遊んだことがあるんだ。」


私は今まで俯いていた顔をパッと上げた。




「も、もしかして…せいやくん?」



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