【短】MISTAKE♡LOVE!


ふいに会話が途切れ

私たちは同時に空を見上げた


その日の空は綺麗な青空だった

横に延びた綺麗な飛行機雲

色々な形をしている雲


少しのあいだ、私達の間に沈黙が流れた

けど不思議と気まずさは感じなかった


しばらくしてからバスがやってきて

蒔田君とバスに乗ろうとしたその時



「あ、いたいた」


「えっ、吉瀬?」



蒔田君と私の所へ来たのは

私と同じクラスの吉瀬君だった


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