ミカとひろと
ひろと その2
僕は水族館の天使を忘れられずにいた。
あの悲しげな眼は何を見ていたのか?
どうしても心配で…ていうより気になってしまい、『会えるはずない』と思いながらも、足が勝手に水族館の方へ進んでいた。
水族館へ入り、この間、彼女がいた水槽の方へ向かった。
少しだけ震えていた。
僕は周りを見渡した…が彼女は居なかった。
諦めて出口の方へ向かったその時…
君がいた
あの時と同じままの眼で君は、そこに立っていた。
僕はまた見つめていた。
そこから離れられずにいた。
あの悲しげな眼は何を見ていたのか?
どうしても心配で…ていうより気になってしまい、『会えるはずない』と思いながらも、足が勝手に水族館の方へ進んでいた。
水族館へ入り、この間、彼女がいた水槽の方へ向かった。
少しだけ震えていた。
僕は周りを見渡した…が彼女は居なかった。
諦めて出口の方へ向かったその時…
君がいた
あの時と同じままの眼で君は、そこに立っていた。
僕はまた見つめていた。
そこから離れられずにいた。