【長】野球ボール
「叶夏はバカだなー。好きだから片思いしてんじゃん。例え辛くても、好きなら辞めたりしねぇよ」


「…………」


「中途半端に諦めるよりも、一生片思いの方が俺はカッコイイと思う。好きなものは好きなんだから…だろ?」


同意を求めてくる一輝。


バシッ


「痛っ!!」


一輝の背中をおもいっきり叩いた。


「一輝にしてはいいこと言うじゃん♪」


「だったら殴んなっ」


「気合い入れてあげたのー」




うん、あたしは一輝のこと…ずっと好きでいるよ。


一輝なら笑ったりしないよね?

真剣に好きなんだから、好きでいていいよね?


もう諦めることだけは考えないから!!
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