チャリパイ9~チャリパイvs宇宙人~

UFOは、まるで怒り狂った化け物のように、唸り声に似た轟音を発し機体を真っ赤に変色させた。


ヴォオオーーン


「今度はUFOが何か仕掛けるぞ!」


その直後だった


UFOが、カメラのフラッシュのように、眩しい光を瞬間的に何回も輝かせた。
そして、その光が発せられる度に、戦闘機が一機ずつ墜落していったのだ!


「いったいどうなってるのよ!」


そう、テレビに向かって叫ぶ子豚の隣で、ジョンが信じられないといった顔をして呟いた。


「あれは、レーザー砲だ……」


「レーザー砲?」


「そうだ…宇宙人とアメリカが共同で開発をしていたが、エネルギー源と熱対策の問題がクリア出来なくて開発を断念した軍事兵器だ……
まさか宇宙人が開発に成功していたとは……」


地球上で光より速い物は無い……
つまり、狙われたら最後、逃げる事など不可能なのだ!


戦闘機は、なすすべもなく端から次々と墜落していった。


幾つもの脱出用のパラシュートが情けなく空を舞い、戦闘機は地面に叩きつけられ爆発してゆく


「ガッデム!」


テレビを観ていたジョンは、悔しそうに拳をテーブルに叩きつけた。


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