あなたのハートを私に…
「え〜っ!テニス部四人組そろったの〜!?奇跡じゃん!」
「ふふ…だよね?ウチらは〜」
「「「「奇跡で結ばれてる!」」」」
私は有頂天に達していた。
「そこの四人!うるさいわよ!」
あ、さっきの超絶美人な人…。

何か性格悪そうだとは思ったけど、何この偉そうな態度。ムカつく…!いいかえそうとしたら…

「ごめんなさいっっ」
「以後気をつけますっっ」
え、えぇ〜!?花梨、沙也加、みつきが頭を下げて謝っていた。
私は後ろにいると思われる杏奈の方に顔を向けた。でも、そこには杏奈はいなかった。杏奈は座席表一覧の紙をみたのか自分の席に座っていた。杏奈……。車椅子から椅子に自分で移ったの?なんで私を頼ってくれないの…?そこで私は気づいた。

一緒に学校に来たのに、無視してテニス部の皆としゃべってた…?あ…私、悪いことした…かも…。でも、ほかの子と仲良くするのはいい事のはず。大丈夫だよね?

「ねぇ、あなた!」
「すみません…。」
超絶美人で態度デカすぎさんにムカつくことを言われたけど、面倒くさいから謝っといた。

「はやく謝れよ…おせぇんだよ!」
「…。」態度でかっ!
「ちょっと、教室出よ」
みつきが私の手を引っ張る。

ずんずんと歩き、女子トイレの前に着いた。
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