愛した君へのラブレター。
『明日朝一緒に学校行ける?』

テスト1週間前で部活がない貴方は、千嘉の携帯で私にこんなメールをくれた。

でも前に真美ちゃんから『テスト週間に彼が変わるよ 』と言われてて、凄く楽しみにしてた。

まさかテスト週間の朝から変わるとは思ってなかった。

朝、私の家の前に50分に来てくれて…

朝からリア充な人に、いつも怒ってたけど、まさか私自身がその立場になるなんて

S通りに入ったとき、貴方は『さらら、はい』って言って手をさし出したの…

反射的に握り返しちゃった(汗)

周りの目を気にしながら、でも握りしめた。

お互い凄く照れ合ったね。 『うわーやばい、どーしよー////』なんて(笑)

弟君が見えたとき、手を離しちゃったけど、短い間いつもより近い距離だった。

初めて手を繋ぐことができた。

もうそれだけで嬉しくて。

登校途中、前に綾、後ろに七菜親子って状態にかなり焦ったけど、

その日は舞い上がっちゃって。

幸せすぎてボーっとして、勉強がはかどらなかったよ(笑)

帰りは私が貴方に組に迎えに行った。

友達が追いかけてきて迷惑だったね(笑)

最後はわざわざ私の家まで送ってくれて…ホントにありがとう。

次の日も、朝一緒に行って前より長い間手を繋げたね。 お互い恥ずかしがりながら…

その次の日も手を差し出してくれた。いつものように握り返したら、親指で手を移動させられ た。

気がついたら、恋人繋ぎだった。

『これを、恋人繋ぎって言うねんな?』

とても嬉しかった。 恥ずかしかった。

2年の男子が見えた瞬間手を離しちゃったけど、一気に2歩も前進できて嬉しかった。

二人の仲を確かめ合えたような気がした。

この日は一緒に帰れなかったけど、とても嬉しい日だった。 ずっと舞い上がってた。
< 8 / 16 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop