わたしの彼はイジワル王子様

「よし!起きよう!」

1人で気合いを入れるわたしは、今日から高校1年生の葉山 優。(ハヤマ ユウ)

さあ、待ちに待った高校生活の幕開けです!




わたしは髪の毛を整え、朝ごはんを食べて、今日の持ち物を何度も確認した。

「よしオッケー!」


ピンポーン


インターホンが鳴る。


あ、あおいだ!


外に出ると1人の女の子がわたしの方をみて
「優おはよー」

と言っている。

この子はわたしの中学の時からの大親友。

「じゃあ行こっか」
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