花の名は、ダリア

ソージはその、わざわざプリントアウトしておいたらしい画像を見て…


「コレ…は…」


さらに顔を引きつらせた。


「コレなら、トラ柄の水着とブーツを用意して、髪を緑色に染めるだけだから、簡単に出来るでしょう?」




後、角も忘れずにネ。

ハイ。
どー見てもラ○ちゃんです。
本当にありがとうござ(ry


「あんまりソワソワしないでェェェェェ!?」


ソージは意味不明な雄叫びを部屋に轟かせた。

そして、ビクリと身を縮めるダリアの手から、紙を奪い取り、引き裂く。

引き裂く。

引き裂く。

紙吹雪レベルまでな!!


「許しませんよ!!」


「え?え?
ナニを?
どどどーしたの???」


「人前でこんなハレンチな格好するとか、許しませんよ!
それに、髪を染めるなんて不良のするコト!
許しませんったら、許しませ───ん!!!」


オカーサンか。

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