謎な三月くん
4.三月くんが初めて照れた日





「三月くん」



今日は、授業が始まる前から私の方を見てた気がする。



「今日は、感動させたくてさ」



小さな紙を三月くんの机に置いた。
ワクワクしながら反応を待っていると



「…これ、俺?」


「そうだよ」




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