Would you marry me? 〜年下彼氏と結婚するまで〜


「そうこうしてるうちに、奥さんが気付いてしまって。
・・・修羅場だった。
でも、気持ちに嘘はつけなかった。
…まぁ、折り合いがついて彼が正式に離婚したのが先月なの。
半年は再婚出来ないから、来年籍だけ入れようって。」

いつもの自信満々な藍じゃなかった。
俯いて悲しそうに話す彼女もまた、恋するただの”女”だった。

「・・・言えなかった。
杏、前に不倫なんて最低だ、って言ってたし。
憲剛が…部長が落ち着いてから話しをするっていうから、タイミングを待ってたの。
…長内くんから聞いたのね?」

恥ずかしそうに頬を赤く染める藍を初めて見た。

< 70 / 130 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop