恋愛喫茶~大人の恋の在り方~

喫茶店にやるぐらいだから豪華なのは、期待してないと思う。なら…

「それなら周りを花いっぱいにしたらどうですか?
テーブルは、白いテーブルクロスを敷いて綺麗な形の食器や周りをアレンジして」

「料理だってオー…瀬良さんの作るのならどれも満足しますよ!ケーキも人気あるじゃないですか」
そう言いながら必死にアイデアを出す。

「まぁ、素敵。
花いっぱいなんて…憧れちゃうわ」
太一の彼女・愛美は、賛成してくれる。

「俺もそう言うのに憧れてんだよ!!
すげぇ~いいじゃん」

(良かった…受け入れてくれた。後は…)

「あの…ダメですか…?瀬良さん」
オーナーに訊ねてみる結花。

そうしたらクスッと微笑み
「…いいんじゃない。さすが結花ちゃん…女の子らしい発想だね」
そう言ってくれた。

ってことは…

「じゃあ、お店でやってもいいんですよね?」

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