続・幼なじみは、俺様KING!? -side王河-【完】
「そっか。
王河は、カフェオレだっけ?」


そんな棒読みの声の後、


「じゃあ、買いに行くか」


と口にしたカズに、腕をガシっとつかまれた。


「……は!?
な、なんだよ……」


戸惑った俺の声が、スタジオの隅に取り残される。


スタジオを出る瞬間、瞳のふちに映ったのは、スタッフやモデルたちの心配そうな顔。



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