叶わない恋だから


「あ、ボール飛んできましたよ?」

「あ、さんきゅー…」

そういったのは…翔太先輩だった。


気まずくなり、下を向くと、ジャリと音がした。

上を向くと、翔太先輩は友達のところに歩いて行った。


あー。ばかだな。

嫌われようとして頑張ったのに。

見てしまうのは君の姿。


諦めることはむりなのかな?

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