身につけよう!避妊&性感染症の知識
トリコモナス膣炎
寄生虫の一種のトリコモナス原虫が、セックスによって膣の中に入り込んでおこる病気です。


まれにセックス以外に、公共の脱衣所やお風呂の椅子などで感染することもあります。


この病気にかかると、膣の自浄作用が低下するので、他の感染症に感染しやすくなります。


症状は、女の子の場合は外陰部がかゆくなり、黄色っぽいおりものが増えます。


おりものは、緑色っぽくなったり、泡状になったりすることがあり、きつい匂いがします。


外陰部がただれて、膣壁が出血することもあります。


病気がひどくなると、尿道炎や外陰炎を起こしてしまい、排尿のときや歩くときに痛みを感じるようになります。



治療法は男の子の場合は、内服薬のみ。


女の子の場合は、膣錠と内服薬で治します。


2週間ほどで治ります。


男の子の場合は、感染していてもほとんど症状がないので、注意が必要です。



予防法は、きちんと正しくコンドームを使うことです。オーラルセックスのときも、必ずコンドームを付けましょう。


また公共の場所(お風呂場など)では、下着をつけずに直に座るのはやめましょう。


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