向日葵が咲く頃に
「じゃあ・・・そこで食べたい!!」

あたしが指さしたのは裏庭にある向日葵畑。

あたしはこの向日葵畑が大好きだ。

「本当、ヒマって向日葵好きだよね~」

朱美が呆れたように言う。

「うん!大好き♪だって、可愛いじゃん!向日葵!」

「何、自分のこと可愛いって言ってんの~ナルシスト~」

「違うもん~~花の向日葵のことを可愛いって言ったんだもん!」

「はいはい、分かってますよ~」

朱美があたしをからかいながら近くのベンチに座る。

あたしも朱美の後について歩く。

朱美は座った途端、すぐにお弁当を食べた。

「めっちゃお腹空いてたんだよね~」

そう言いながらウインナーを口に運ぶ。

けど、あたしは、

「ごめん!朱美!あたし向日葵畑ん中行ってくる!」

あたしはそう言って向日葵畑の中へ走っていく。

「え!?ヒマ~!?」
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