恋人は高校生組長
言われた通りに進むと、『Rurika』という名札がかかった部屋。

そっとドアを開けてみる。









そこは、いかにも、って感じのオンナノコの部屋だった。



鏡。
砂糖菓子みたいな甘ったるい匂い。
白とピンクのベッドカバー。
淡い色のニット。

で、その隣になぜか白い虎のぬいぐるみ。






「なんでそこで虎なんだよ……」



失礼だけど、ちょっと笑ってしまった。

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