コンビニ砦の戦い(仮題)
馬鹿な男

今宮君が、また山に戻って一暴れしますからその隙に車に行ってくれと言った。


今宮君はそう言うと塹壕から出て行く。


「さあて、この一本を吸ったら暴れるかな。」


山本さんが、そう言うと樋口さんが、ちょっと待ってと言い山本さんの傷の酷い所にも布やタオルで止血した。


木本さんの傷も同じように急いで止血した。


煙草をゆっくり吸いながら二人はありがとうと笑った。


「この戦いの伝記はこと美ちゃん書いてね。おじさんの事もかっこ良く書いてね。」


木本さんはそう言うと笑いながら塹壕を出た。


「内田君頼んだぞ。」


山本さんはそう言うとやはり笑いながら塹壕を出た。

さっきの爆発でしばらく止んでいた矢が飛び始めていた。


三川君から双眼鏡を借りて見ると山からもゲツジンが、十数人降りて来てるようだった。


少しでもゲツジンの攻撃が弛んだ隙に車に行くしかなかった。


井上ちゃんは、意識を失っていたが樋口さんに聞くと大丈夫よとだけ答えが返ってきた。


しばらくするとまたドーンドーンと爆発音がした。


まだゲツジンは火薬を持っていたか。


今宮君が、爆発させたに違いなかった。


もう車に行くまでは山本さん達の事は一時的に忘れようと思った。


僕は急いで井上ちゃんを担ぐと行こうと皆に言った。


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