コンビニ砦の戦い(仮題)

「あのねえ。誰でも心配してたよ。井上ちゃんもだし、木本さんもね。

内田君や今宮君の事もね。皆仲間でしょ。」


樋口さんがクールに言うが樋口さんの中で山本さんは特別な存在になりつつあるのだろうと思えた。


「今宮君は?」


僕が聞くと樋口さんが、眉間に皺を寄せた。


「う~ん、とりあえず治療は受けたのよ。その後はここの委員会とか言うのが預かるとかになってね今は何処に居るのか分かんないのよ。

それを聞いて山本さんが怒ってね。

会わせろってね。だけど、しばらくは無理だと言われてね。

ここには、ここのルールが有るからと委員長って人に言われたのよ。」


「中井サクラさんも?」


「あ!最後に今宮君と私達の所にも来てくれた女の子?あの子もあの後会えてない。

山本さんはとにかく会わせろの一点張りよ。

気持ちは分かるけどまだここがどういう風になってるのか分かんないのよ。」


樋口さんも困惑してるようだった。


その後山本さんは余りに暴れる為に傷の治りが悪いと言う事で拘束されたと聞いた。


傷さえ治れば拘束は解けるらしい。



僕もこと美ちゃんも面接を受けて親族がこの街に居ないかを調べて貰ったが居なかった。


樋口さんの方は東京から来てるので東日本の情報を聞いたらしいが、確かな事は分かってないようだった。


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