コンビニ砦の戦い(仮題)
逃げる

樋口さんの後ろにしがみついたまま後ろを見ると小山の上に三人の人影が見える。


一人が弓を持ってるようでこっちに向かって矢を放つが何とか今の所は当たっていない。



山本さんはこの悪路の中で出せるだけのスピードを出して走っている。



樋口さんもそれに続いていた。


二人とも運転が上手くて危ないと思う所もギリギリ走り抜ける。



最初から樋口さんが運転してれば良かったのにと思うのとあの人達は一体何だと思う気持ちで僕は、混乱していた。



やがて、矢が飛んで来なくなり山本さんもスピードを緩めた。



わりと壊れていない道路にスクーターを止めると樋口さんと話している。


「なんだ?あれは?」


「私に聞いても分かる訳ないでしょう。
普通の若者に私には見えたけど。さあ、どうなるか分からないんだしとにかく戻ろう。追いかけられたら不利よ。」



樋口さんはそう言うとスクーターを走らせ始めた。



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