【完】 Squall  ~いくつもの恋をして~



「あぁ。4月からボストンだ。Mr.CROWもMs.COLLINSも帰りを待ってるぞ」


その言葉にポツリと

「課長はご存じですか」


「もちろん話した。浅木を残したいけれど彼女もボストンへ戻ることを望んでいると言ってたよ」


部長は何だ嬉しくないのかなんて言ってたけど


嬉しいに決まってる。


嬉しくないわけがない。


「嬉しすぎて驚いて反応できません」


そう答えたけどなんだかショックもある。



「1人で良く頑張ったな。立派だった。胸張ってボストンへ戻れ」


「はい」


ボストンでの私の担当のCROWさんかCOLLINSさんと連絡をとるように言われた。


住む部屋の相談もしなさいということは、もっともだと思った。







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